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ホワイトちゃんの日記(前編)

先日、みんとさんのサイト「1/6カスタムドール*Cool*」で、プレゼント企画がありました。
“ホワイトちゃん”と“ブラウンちゃん”の2品でしたが、悩んだ結果“ホワイトちゃん”に応募。
お陰様で見事当選し、“ホワイトちゃん”をお譲りしていただきました。
以前にヤクオフでナナをお譲りしていただいて以来、サイトの方にはたびたび遊びにお伺いさせていただいていましたが、日も浅い私が当選したのはホントにラッキーで、ありがたいことだと思います。

さて、私が“ホワイトちゃん”を希望したのは、今まで私が持っていない初々しいカンジのお顔だったからです。
「私をおそばに置いてください…」と言っているようにも見えます。
いいでしょう、お望み通り“美形の妖魔 アズュラーン”のお側に置いてあげましょう!!
ただし、すんなり置くわけにはいきません。
“アズュラーン”の側には“明日香”“真夜”“ナナ”といった先輩方が控えています。
自力でがんばって下さい!!


☆ホワイトちゃんの日記☆


1日目

 ホワイトちゃん~1

部屋に着くと、ロシアちゃんとオランダちゃんが身支度のお世話をしてくれました。
さぁ、まずシャワーをあびて…
「キレイに髪を整えましょう!!」
「メイクアップはまかせてね♪」
ちょっと緊張気味のホワイトちゃんです。


2日目

 ホワイト2

さて、無事身支度も整いホッと一息。
そこへ一匹の猫ちゃんが…
この猫ちゃんは、ホワイトちゃんと同じ日にやって来たオリエンタルショートヘアーです。
「猫ちゃん、こっちへおいで… 同じ新入り同士、仲良くしましょう♪」
ホワイトちゃんは、この猫ちゃんがとっても気に入ったご様子です。


3日目

 ホワイト3

今日は一つ先輩のナナが、手作りのストロベリータルトを持って遊びに来てくれました。
「どう? ココの世界に少しは慣れた?」
「ええ、ありがとう。」
「こらこら、猫ちゃん! おまえもストロベリータルトが食べたいの?」
和やかなひとときを過ごすナナとホワイトちゃん。

「ねぇ、ナナ。ちょっと教えて欲しいことがあるの…。私、まだ一度もアズュラーン様にお会いしていないのだけど、どこにいらっしゃるのかしら?」
「う~ん、私も詳しくは知らないなぁ… そうだ、魔女見習いの明日香さんなら知っているかも! 明日でよければ、明日香さんのところに連れて行ってあげるよ!!」
「えっ、ホント! 是非お願いします!!」
「OK、じゃあ明日午後また来るね~」
「はい、楽しみに待っています。」


4日目

 ホワイト4

昨日の約束通り、ナナが3時頃やって来ました。
「さあ、出発するわよ~ しっかりつかまっててね!」
「はい、お願いします。」

どれくらいの時間がすぎたのでしょうか…
魔女見習いの明日香の住む館に着いた頃には、すっかり日も暮れていました。

「あら、ナナじゃないの! 久しぶりね。」
「こんばんは。今日はホワイトちゃんを連れて来ました。」
「は、はじめまして…」
「ふーん、あなたが… で、なに? まさか遊びに来たワケじゃないでしょ?」
「実は、アズュラーン様の居場所を教えてほしいの。魔女見習いの貴方なら知っているでしょ?」
「クスッ、アズュラーン様にお会いしたいの? ええ、知っているわよ… ナナ、私がその子を預かるから、あなたはもうお帰りなさい!!」
「えっ?」
「さぁ、早く帰らないと今日中に帰れなくなるわよっ!」
「でも…」
「いいの、私なら大丈夫。ありがとうナナ…」
「がんばってね…」

先輩にキツく言われしぶしぶ帰るナナを、心細げに見送るホワイトちゃん。

「さて、じゃあ始めましょうか… クスッ、そんなに怖がらなくても大丈夫よ。まずは、お部屋のお掃除をしてちょうだい!!」
「お、お掃除ですか?」
「そうよっ、今からココがあなたの修行の場になるんだから、まずはキレイにしなくっちゃね!!」
「はい、わかりました…」
「そんなカッコじゃできないわ、この作業着に着替えてちょうだい!」
「はい…」

     ホワイト7

セッセとお掃除をするホワイトちゃん。
「最後はちゃんと水拭きをしてね!!」
「はい…」

 ホワイト6

お掃除が終わった頃にはもう真夜中。
すっかり疲れ切ったホワイトちゃん。
「まぁ、こんなところかしら。ご苦労様、今日はもう休んでいいわよ!」
「はい…」
ああ、一体いつになったらアズュラーン様にお会いできるのかしら…


5日目

 ホワイト5

「さぁ、今日から魔術のお勉強をするわよっ!」
「魔術ですか!?」
「そう、妖魔の王アズュラーン様にお会いするんだから、ちょっとくらいは術が使えるようになっておかないとねっ!」
「魔術なんて使えるようになるのかしら…」
かなり不安げなホワイトちゃん。
対照的に、明日香はとっても楽しそう…

「まず、この月桂樹の葉を擂って粉にするのよ。」
「はい。」
「ここに、その粉を一つまみと水色の液を1滴、そしてさらに黄色の液を1滴加えて…」

「さぁ、出来上がりよ。一口飲んでみて!!」
紫色をした妖しげな液体を、コップに注ぎ差し出す明日香。
「えっ、私が飲むんですか!?」
「そうよ、さあ早く!!」
言われるままに、出来上がった秘薬を一口飲むホワイトちゃん。

 ホワイト8


後半へつづく


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